英単語帳を買ったのに、最初の数ページで止まったまま。そんな単語帳が、私の本棚にもありました。
この記事は、2021年のゴールデンウィークに、英単語帳「Distinction」の「Distinction チャレンジ」に参加した記録です。単語帳を、1語5〜15秒でどんどん回していく方法を、実際にやってみて分かったことを書きます。
この記事で分かること:
- Distinction は、どんな英単語帳なのか
- Distinction チャレンジは、どんなルールなのか
- 1日目に、私は何語まで進めて、どこでつまずいたのか
- 単語帳を「高速で回す」ときの考え方
Distinction は、どんな英単語帳なのか?
Distinction は、英語学習メディア「Atsueigo」を運営する Atsu さんが作った、英単語帳のシリーズです。公式サイト(Distinction 公式)で確認した内容は、次のとおりです(2026年11月3日に確認)。
- シリーズは、Distinction I〜VI の6冊(1冊に400語)
- 書籍と、iOS・Android のアプリがある
- 語ごとに、語源や由来の解説がある
- 各語に、例文が2つずつある
- 英語での意味(同義語や定義)も載っていて、日本語を介さずに確認できる
- ネイティブの音声がある
私が使い始めたのは、シリーズが Distinction 3 まで出ていたころです。今は6冊まで増えています。
Distinction チャレンジとは、どんなルールなのか?
Distinction チャレンジは、Atsueigo が開いている、単語帳を一緒に回す企画です。2021年に私が参加したのは、ゴールデンウィークの7日間(5月3日〜9日)でした。
今の公式ページ(Distinction チャレンジ)に書かれているルールは、次のとおりです(2026年11月3日に確認)。
- Distinction のシリーズから、好きな本を選ぶ(書籍でもアプリでもよい)
- 選んだ本を、10日間で5周する
- 1語にかける時間は5〜15秒。「単語を見る → 意味を確認する → 発音を2〜3回、声に出す」だけ
- Distinction 1〜6 は、1日200語が目安
- 始める前に X(旧 Twitter)で参加を宣言し、毎日、学習を報告する(ハッシュタグ:#英単語帳Distinctionチャレンジ)
公式ページは、第14弾として2026年8月13日〜22日の開催を案内していました。次の開催があるかどうかは、公式ページで確認してください。
2021年は、期間が7日間でした。以下は、そのときの私の体験です。
私は、どんな計画で始めたのか?
私は、Distinction 1 と 2 の2冊(800語)を、5周することにしました。
- 800語 × 5周 = 4,000回
- 4,000回 ÷ 7日 = 571語(1日あたり)
キリよく、1日600語にしました。1語にかける時間は、5秒から15秒です。
- 1語5秒の場合:5秒 × 600語 = 3,000秒(50分)
- 1語15秒の場合:15秒 × 600語 = 9,000秒(2時間30分)
1日600語と聞くと多く感じます。でも、1語を数秒で見るだけなら、計算上は1時間以内に収まるはずでした。
1日目に、どこまで進めて、どこでつまずいたのか?
1日目の結果は、Distinction 1(400語)を全部と、Distinction 2(400語)の半分でした。
予定は1時間以内でしたが、実際は2時間以上かかりました。理由は、正直なところ、次のとおりです。
- ずっと買ったままで、手をつけていなかった
- 知らない単語ばかりで、1周目は確認に時間がかかった
私の実感では、1語5秒で回すには、その単語を一度は見たことがある状態になっている必要があります。1周目は、5秒では回せないのが普通だと、1日目に分かりました。
それでも、Distinction は使いやすいと感じました。私が持っている本では、左側に単語と例文、右側に語源や英語の同義語が並んでいて、単語を増やしていく流れが見えます。
日常で聞いた言葉が、単語帳に載っていた
1日目に出会った中で、特に印象に残ったのは「neck and neck」です。当時4歳の息子が、アメリカのレース動画を見て、「ネックアンネック」と口癖のように言っていました。何と言っているのか分からなかったのですが、単語帳で「neck and neck」だと分かりました。
語源の解説によると、競馬で、馬同士が最後に接戦になったときの首の様子から来た言葉だそうです。普段耳にしている言葉が、単語帳の項目につながる。この感覚は、勉強が楽しくなる瞬間でした。
単語帳を「高速で回す」とは、どういうことなのか?
1日目に、Atsu さんがライブ配信で、参加者の質問に答えていました。私が受け取った考え方は、次の4つです。
- 確認するのは、単語・意味・発音だけ。例文や語源を、毎回じっくり読まない
- 5周回すことを、熟読より優先する。確認を増やして挫折するより、確認を減らして最後までやり切る
- 覚えている単語も、飛ばさずに確認する。本当に分かっているかを確かめるため
- 最初は浅く、2周目以降に少しずつ深める。同じ単語に何度も出会うことで、理解を重ねていく
「また会いましたね」という感覚を持てるまで、同じ単語に何度も会う。それが、この方法の中心だと受け取りました。
7日間やってみて、どうなったのか?
結果は、Distinction 1・2 を、5周の目標のうち、3周まででした。5周は、達成できませんでした。
一番むずかしかったのは、毎日続けることです。気持ちが落ちそうなときは、Atsu さんの動画を何度も見直して、やる気を戻しました。
それでも、3周するうちに、単語は頭に刷り込まれました。同じ単語に何度も出会うと、「また会いましたね」という感覚になる。この方法の意味を、体で感じました。
今でも、折に触れて、Distinction を読み返しています。
今から始めるなら、どう計画すればいいのか?
公式のルールに合わせるなら、1冊(400語)を10日間で5周するので、1日200語です。
- 400語 × 5周 ÷ 10日 = 1日200語
- 公式の目安:1日あたり、約17〜50分
私の2021年の体験から、2つのことを足したいです。
- 1周目は、時間がかかる前提で、余裕のある日に始める
- 知らない単語が多い本は、無理に複数冊を選ばず、まず1冊にする
よくある質問
Distinction は、何冊ありますか?
公式サイトには、Distinction I〜VI の6冊(各400語)が載っています。ほかに、イギリス英語の音声版や、構文集もあります(2026年11月3日に確認)。
1語に、何秒かけるのがいいですか?
チャレンジの公式ルールでは、5〜15秒です。単語を見て、意味を確認して、発音を声に出すところまでです。
チャレンジは、今も開かれていますか?
公式ページに、第14弾(2026年8月13日〜22日)の案内が載っていました。次の開催は、公式ページで確認してください。
私が何者で、どんな経緯で英語をやり直しているかは、運営者情報に書いています。







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