2011年、私は、会社の報奨旅行で、初めてハワイへ行きました。営業成績が優秀だった社員だけが招待される旅で、同僚6人と、オアフ島に着きました。その旅で、私は、スカイダイビングに挑戦しました。のちに、海外駐在を経験するのは、この7年後(2018年)です。でも、今思えば、英語を「自分のこと」として考えるきっかけは、この旅にあったのかもしれません。
※写真は、すべて筆者が撮影したものです。
- 2011年、会社の報奨旅行で、初めてオアフ島へ行った
- スカイダイビングの受付で、「die」の文字がある免責同意書に、サインした
- アメリカの免責同意書は、「危険を引き受ける」部分と、「訴えない約束」の部分で、できていることが多い
※これは私の体験談です。同意書の内容や、手続きは、場所や時期によって違います。参加する前に、必ず、事業者の説明を確認してください。
報奨旅行で、ハワイへ行ったのは、いつ?
報奨旅行は、会社が、営業成績の優秀な社員を、ご褒美として、旅行に連れて行く制度です。私は、同僚6人と、オアフ島のホテルに泊まりました。初めてのハワイで、毎日が、海と空の色に包まれていました。

ダイヤモンドヘッド(ハワイ語名:レーアヒ)とは?
ホテルから、海の向こうに見えた山は、オアフ島を代表する景色の一つ、ダイヤモンドヘッドです。ハワイ語では「レーアヒ(Lēʻahi)」と呼ばれます。ハワイ州の公式ページ(Diamond Head State Monument、2026年11月6日に確認)をもとに、まとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 成り立ち | 約30万年前の、1回の爆発的な噴火でできた火口。火山灰が固まって、凝灰岩(ぎょうかいがん)になった |
| 軍の施設としての歴史 | 登山道は1908年に、オアフ島の沿岸防衛のために作られた。1911年には、山頂付近に、砲撃を指揮する施設が完成した |
| 今の姿 | 州立の記念公園(State Monument) |
| 登山道 | 入口から山頂まで0.8マイル(約1.3km)。公式ページでは、「急で、きつい」とされ、1.5〜2時間が目安。最後の約0.1マイルは階段 |
「ダイヤモンドヘッド」という名前の由来は、一般に、次のように紹介されています。19世紀に、イギリスの船乗りが、火口で見つけた結晶を、ダイヤモンドだと思い込んで、名づけた、という説です。ハワイ語の「レーアヒ」の意味にも、いくつかの説があり、ここでは、はっきりとは書きません。
ハワイ州の公式ページでは、ハイキングについて、観光客(州外の人)は、入場と駐車の予約が必要だと案内されています(2026年11月6日に確認)。開園時間や料金は、変わることがあります。行く前に、公式ページで、最新の情報を確認してください。

スカイダイビングの受付では、何が起きたのか?
そんな景色の中で、私は、「せっかくだから、何か思い切ったことをしたい」と考えました。そこで決めたのが、スカイダイビングです。インストラクターと体をつないで、一緒に飛ぶ、タンデム(二人乗り)のスカイダイビングでした。
受付で、私は、1枚の書類を渡されました。免責同意書です。英語で書かれた文面の中に、「die(死ぬ)」という文字が見えました。つまり、「この活動は、死ぬ可能性もある。それを理解したうえで、自分の責任で参加します」という内容です。
私は、迷いました。でも、ここで、怖気づいて帰るのは、いやでした。そこで、サインをしました。英語が十分に読めないまま、命にかかわる書類にサインした。この感覚は、今も、はっきり覚えています。

免責同意書とは、そもそも何なのか?
アメリカでは、スカイダイビングのように、危険を伴う活動の前に、免責同意書に署名することが、よくあります。公開されている書式の例(スカイダイビングの免責同意書の例(米国の空港が公開)、2026年11月6日に確認)の題名には、「Release of Liability」「Waiver of Claims」「Assumption of Risks」といった言葉が、並んでいます。
| 英語 | だいたいの意味 |
|---|---|
| waiver | 権利を放棄すること。免責同意書全体を指す言い方 |
| release of liability | 責任の免除。事業者に、責任を問わない約束 |
| assumption of risk | 危険の引き受け。危険を理解して、自分の意思で受け入れること |
| at your own risk | 自分の責任で |
一般的な説明では、こうした同意書は、「危険を引き受ける」部分と、「訴えない約束」の部分で、できていることが多いとされます。ただし、書式は、州や事業者によって違い、法律上の扱いも州ごとに異なります。ここに書いたのは、一般的な説明であり、法律の助言ではありません。
読めないまま署名しないために、何を聞けばいいのか?
あのとき、私は、何も聞けませんでした。もし、今、同じ場面にいたら、次のように聞くと思います(これは、あとから整えた英語です。当時の私の英語ではありません)。
| 伝えたいこと | あとから整えた英語 |
|---|---|
| この書類の要点を教えてほしい | Could you tell me the main points of this form? |
| この単語の意味が分からない | I don’t understand this word. What does it mean? |
| もう少しゆっくり説明してほしい | Could you explain it more slowly, please? |
| サインする前に、質問したい | I have a question before I sign. |
英語が苦手でも、「分からない」と言うことは、できます。それが、一番の備えだと、今は思っています。
前編のまとめ
| 場面 | 起きたこと | 今、思うこと |
|---|---|---|
| 受付 | 「die」の文字がある同意書に、迷いながら、サインした | 分からない所は、聞く |
次回の中編は、いよいよ、セスナ機に乗って、空へ上がります。インストラクターと交わした、短い英語の話を書きます。
よくある質問
英語が苦手でも、海外のアクティビティに参加できますか?
私は、つたない英語で、参加しました。ただし、安全にかかわる説明は、分からないまま進めないほうが、よいと思います。分からない所は、「分からない」と、はっきり伝えてください。
免責同意書は、必ずサインするものですか?
多くの事業者は、サインしないと、参加できません。サインの前に、内容を、自分で確認することが大切です。内容に不安があれば、参加を見送る判断も、あります。
- 前編 報奨旅行と、「die」の文字がある同意書(この記事)
- 中編 セスナ機内と、「Yes, yes」しか言えなかった私
- 後編 メニューが読めなかった夜と、旅が変えたこと
※この記事は、私の旅の体験をもとにしたものです。手続きや費用は変わることがあるので、参加の前に、事業者の公式の情報で確認してください。
私が何者で、どんな経緯で英語をやり直しているかは、運営者情報に書いています。







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